貯金6の2位・横浜DeNAベイスターズと借金3の3位・広島カープのAクラス同士の3連戦の舞台は横浜スタジアムだ。DeNAが球団新記録となるハマスタ14連勝中という中で、両チームの“4番対決”が鍵を握る。
マクブルームは対DeNA打率.396、ハマスタ打率.500
DeNAの4番は牧秀悟。
プロ2年目にしてすでにベテランの風格を漂わせながら、今季ここまで94試合出場で打率.280、17本塁打、63打点をマーク。得点圏打率.344はリーグ2位を誇る。その上で球場別の成績を見ると、本拠地・横浜では43試合で打率.356、9本塁打、36打点で他のどの球場よりも好成績を収めており、さらに対戦チーム別の成績では、広島戦が最も相性が良く、17試合で対戦打率.343、4本塁打、14打点。16日、17日の巨人との2連戦は計7打数でタイムリー1本の1安打のみとおとなしかったが、18日からの今カードでは爆発間違いなしだ。
対する広島の4番は、来日1年目のマクブルームだ。
パワー自慢の新助っ人は今季、開幕当初こそ目立たなかったが、時間の経過とともに日本野球に順応し、ここまで97試合出場で打率.282、12本塁打、53打点の優良っぷり。得点圏打率.309も牧には及ばないが、チームトップの数字。そして横浜スタジアムでのプレーは3試合のみと少ないが、12打数6安打の打率.500、対戦チーム別ではDeNA戦が最も好相性で12試合、打率.396、2本塁打、9打点の好成績を残している。
「4番」と言えば常に打線の中心であるが、今カードでは普段以上に注目度が高くなる。「牧 vs. マクブルーム」、ともに好相性を誇る4番同士の対決が、DeNAの連勝記録更新の行方を大きく左右する。
(※引用元 SPREAD)