カープに鯉

広島カープへの想いを届ける記事を掲載♪「カープ関連」のLINEスタンプも紹介してますヾ(*≧∀≦)ノ゙

「打者石コロ」と言って大杉勝男に殴られた達川光男【怒れる男たち】

2018年4月9日

「打者石コロ」と言って大杉勝男に殴られた達川光男【怒れる男たち】

長いプロ野球の歴史の中で、数えきれない伝説が紡がれた。その一つひとつが、野球という国民的スポーツの面白さを倍増させたのは間違いない。野球ファンを“仰天”させた伝説。その数々を紹介していこう。

足が遅い選手に対して……

かつての広島では、足が遅い相手選手を“石コロ”と言っていた。「バッター、石コロだから歩かせても(どうせ走らないから)怖くない」といった具合だ。

あるときも広島の捕手・達川光男は、投手の津田恒美に「バッター、石コロよ」と声をかけた。“ここは歩かせよう”という意味だ。しかし、打席の大男がこれで血相を変えた。

ヤクルトの大杉勝男である。ドスの利いた声で「お前、人間に向かって石コロとはなんだ」と言われ、達川は心底、震え上がったという。

この打席は、そのまま歩かせたが、次の打席では勝負し、ホームランを打たれてしまう。大杉はホームにかえってきたところで、達川の頭を殴るような仕草。これがテレビで流され、有名になった。

「世の中には怒らせちゃいかん人がおると分かった」達川はその後、シミジミ反省した。(写真=BBM)

(※引用元 週刊ベースボール

関連記事

菊池、野生の勘が源!ヒット3本の価値がある守備/職人のプライド

菊池、野生の勘が源!ヒット3本の価値がある守備/職人のプライド

誰もが認める職人と言えば、菊池涼介だ。守る範囲は広大。また強肩によって幾多の併殺を完成させる。その二塁守備は「忍者」とも形容される。1球ごとに位置取りを変えながら、安打と思われた打球を平然とさばく。 …

持丸、夢を叶えた父と息子の物語「本当にプロ野球選手になったんだ」

持丸、夢を叶えた父と息子の物語「本当にプロ野球選手になったんだ」

『今年は勝負の年。必ず勝って帰ってくる!!』 昨年オフに帰省した際に、広島に戻る旭川空港で家族にそう宣言した。 広島カープ育成3年目だった持丸泰輝。その言葉通り、シーズン中だった6月18日、見事に支配 …

ピンチに強い『菅野智之』とピンチを未然に防ぐ『大瀬良大地』/比較

ピンチに強い『菅野智之』とピンチを未然に防ぐ『大瀬良大地』/比較

セ・リーグ防御率1位の広島・大瀬良大地と2位の巨人・菅野智之が、ともに8月17日に勝利を飾った。ここでは、2人を記録面から比較してみたい。 別次元にいる菅野 「ギアを上げる」という言葉が普通に使われる …