2022年のスポーツ界で印象的な出来事を『THE DIGEST』のヒット記事で振り返る当企画。今回は、鈴木誠也がメジャーに挑戦したばかりの頃、「キャンプで驚いたこと」を語ったシーンを取り上げる。現地記者も爆笑するほどの珍回答とはいったい何だったのか?
現地時間4月4日、シカゴ・カブスの鈴木誠也が、シカゴ・ホワイトソックスとのオープン戦に「6番・右翼手」で先発出場。3打数2安打1打点1四球と初のマルチ安打を記録し、チームの勝利に貢献した。
1安打目は、3回の第2打席だ。1死一二塁の好機で迎えた27歳は、右腕リンカーン・ヘンズマンと対峙。ボールカウント1-1とした3球目をセンター前へはじき返し、二塁走者を本塁に返した。さらに5回、4人目としてマウンドに上がった右腕ホゼ・ルイーズの速球をまたも中安打として、この日2本目とした。
試合後に地元記者らに囲まれたサムライ戦士は、「春季キャンプで驚いたこと」を問われた。しばらく思考を巡らせた背番号27は、「練習の短さ」と絞り出した。すると想定外の回答だったようで、その場は笑いに包まれた。続けて「監督にもう少し長くしてもらいますか?」と聞かれると、鈴木は全力で首を横に振り「こっちの方が好き」と答えた。
公式メディア『MLB.com』カブス番記者のジョーダン・バスティアン氏、同取材の様子を自身のSNSで公開した。すると同球団専門メディア『Bleacher Nation』はリツイートしたうえで、「こいつは面白い」と反応した。
オープン戦では2本のホームランを記録し、日本の主砲の意地を見せる27歳。言うまでもなく強さを誇示しているが、加えて現地では“愛されキャラ”としても定着しているようだ。
Here’s Seiya Suzuki, when asked if anything surprised him about Spring Training 😂 pic.twitter.com/3hTKlfwauO
— Jordan Bastian (@MLBastian) April 4, 2022
(※引用元 THE DIGEST)