現役時代は広島の捕手として活躍した野球解説者の達川光男さんが22日、TBS系情報番組「サンデーモーニング」に出演。阪神が制したクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージの第1戦を振り返り、阪神・村上の勝ち越し適時二塁打を止められなかった一塁手の広島・韮沢雄也内野手に「喝」を入れた。
指摘したのは1―1で迎えた5回1死一、三塁で打者が投手の村上だった場面。初球を振り抜いた村上の打球は一塁線への転がると、一塁ベース付近で守っていた韮沢は止められず右翼線へ転々。三塁走者が生還して勝ち越し点を奪われると、その後も追加点が入ったことで阪神が先勝。広島にとってはCSファイナルステージで敗退する大きな要因の一つとなった。
達川さんは「村上が打った”ファーストゴロ”がありますよね。あれに韮沢に『喝』をあげてください。広島のセカンドの菊池というすごい選手がいますが、彼がおっしゃっていたのは一度痛い目にあうと守備が上手になる。だから全国放送で韮沢にあえて『喝』を与えて、守備を一生懸命頑張って、来年はアッパレと言えるように」と話した。さらに「あれだけのトンネルをするとね。激励の『喝』ですね」と後輩に期待を込めた。
(※引用元 中日スポーツ)