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復権を担うのは『黒田・新井体制』か?緒方監督辞任で後任人事が急務

2019年10月2日

復権を担うのは『黒田・新井体制』か?緒方監督辞任で後任人事が急務

阪神の最終戦大逆転3位、クライマックスシリーズ(CS)出場余波で広島・緒方孝市監督(50)が辞任。後任監督人事はどうなるのか。

リーグ4連覇に失敗、それどころか、監督初年度以来4年ぶりのBクラスの4位に沈んだ。以前から「CSにも出られなかったら、監督交代もあり得るだろう」という情報は水面下でささやかれていた。松田オーナーは「緒方にはもっと苦労をしてもらわないと」と続投をにおわしていたが…。

結局、球団史上初のリーグ3連覇を置き土産に勇退。後任については「広島の場合、コーチ経験なしで新監督誕生は難しい。野村謙二郎前監督(53)の復帰か、佐々岡真司投手コーチ(52)もしくは高信二ヘッドコーチ(52)の昇格か」とささやかれている。

だが、今季のリーグ4連覇失敗の原因は明確で、緒方監督が責任を問われるべきものではない。昨季まで2年連続セ・リーグMVPで攻守の要だった丸が宿敵・巨人へFA移籍したこと。もう一つは自他共にチームリーダーとして認められていた新井貴浩氏(42)が昨オフに現役引退したことだ。

一気に二本柱を失ったことがBクラス転落の元凶であることは、誰の目にも明らかだ。だからこそ松田オーナーも来季、緒方監督続投を示唆していたのだろう。が、自ら引責辞任した以上、後任人事は急務。同時に、従来の流儀ではファンは納得しない。

緒方監督は就任2年目の2016年、実に25年ぶりのリーグ優勝を果たしたが、かつて常勝赤ヘル軍団を築き上げた古葉竹識監督もなしえなかった、球団史上初のリーグ3連覇を達成。来季ファンが求める要求のハードルは高い。

V奪回はもちろん、悲願の36年ぶりの日本一達成だ。そのために広島はOBを含め総力を挙げての“組閣”が求められる。欠かせないのは、新赤ヘル軍団作りの核にもなっていた黒田博樹氏(44)と新井氏の投打の支柱コンビだ。

黒田氏はメジャーから広島に復帰した際、投手陣のリーダーだけでなく、事実上の兼任コーチのような役割を果たし最高のアドバイザーでもあった。投手陣の誰もがカリスマとして黒田氏を崇拝していた。

その黒田氏を新監督に招き、新井氏を参謀役の新ヘッドコーチに据える。そして、高ヘッドコーチら、現状カープの裏表を知り尽くす現スタッフを適材適所にはめ込む。こうなれば、赤ヘルファンは鮮烈な新内閣コンビを拍手喝采で迎え、相手球団にとっても最大の脅威になるだろう。従来の流儀では弱小球団時代に逆戻りしてしまうだけだ。(江尻良文)

(※引用元 夕刊フジ

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